練習は楽しいもの?

こんにちは!仙川前田ピアノ教室の前田翔太です。

 

よく、生徒さんの保護者の方から、練習が嫌いで声をかけないと練習しません、というご相談を受けることがあります。僕も子供の頃は練習が嫌いな子供でしたので、生徒さんの気持ちがすごくわかります笑

 

練習といっても、プロを目指して何時間も練習している人と、ただ趣味や習い事として練習するのとでは内容も変わってくると思います。

 

前者の場合、練習は辛いと思っている人のほうが多いと思います。実際に、大学の頃に日本音楽コンクールなどで入賞されている方に聞いても、練習を好きでやってるという人は僕の周りにはいませんでした。ただ、コンクールや受験、演奏会などの目標があり、その目標への熱意が本気の場合、辛いと感じなくなることはあると思います。ただこれは、ピアノに限らずどんな分野でもプロや一流を目指すと楽しいだけではなれないと思うので、しょうがないことなのかなと思います。

 

その点、趣味やただ習い事としてピアノを始めた方には、練習を嫌いになってほしくないなというのが本音ですが、上達するには地味な基礎練習や反復練習などは必要です。そういう練習をすると、もっと楽しく弾けるようになる、ということを伝えるのも先生の役割だと思います。曲の難易度が難しすぎても練習は辛くなるので、少し易しめの曲に戻ることもいいと思います。また、発表会などの本番を作って目標を持てると、計画して曲を仕上げていく楽しさも感じることができます。また、子供の生徒さんの場合、ピアノの練習を毎日継続できる力は、勉強や他のことにも生きてくると思います。

 

今習われている方やこれから習われている方も、楽しい気持ちを忘れず、ピアノを弾いてほしいなと思います。