聴音の対策

夏期講習での壊滅的な点数の結果により、このままでは受からないと危機感を増し、先生の紹介で芸大出身のソルフェージュの先生のレッスンを受けることになりました。

 

今までは、聴音はとにかく耳を鍛えてすべての声部の音をそれぞれ聴き分けれないといけない、と思っていましたが、その先生のレッスンの中で、よくある和声進行のパターンなどを覚えていくにつれて、次に来る音がある程度予想できるようになり、少しづつできるようになっていく実感を感じていきました。

 

今僕が教えている幼児~中学生くらいまでの生徒さんには、教本を使って、レッスンの中で短い時間でもソルフェージュを行うようにしています。始めたての場合でもリズムや譜読みの練習になりますし、ブルグミュラーやソナチネレベルの生徒さんには、調性や臨時記号による効果などを感じることで、演奏にも生きると思います。また、インベンションやシンフォニアに入ったときに2声、3声を聴くことに苦労しなくなるとも思います。

 

そして、もし音高、音大の受験を考えるようなことになった時に、少しでも僕のように苦労しなくて済むといいなと思っています。